その姿を見つけたのはいつも私たちが誰にも秘密で出会っている隠れ家のようなひっそりとした寂しい場所ではなくてむしろ誰に見つかっても文句は言えないような公衆の面前というにはあまりにもそれが過ぎているような場所でつまりは私がその二人を見つけたのは必然であってそれがもし彼による確信犯的な行動だったのなら私はきっと彼を許すことは出来ないし仮に見て見ぬ振りは出来たとしても次に会う時まで平静を保っていられるかが甚だ疑問過ぎて最早自分が何を見てしまってこれが良いことなのか悪いことなのかも解らないのでとりあえず足早にその場を後にしたくせに先程の情景が頭から離れなくてしきりに頭を振るしか出来ない私の頬を流れていった涙が余計に私を困惑させているはずなのに頭のどこかで何かの終結を予想している私はそれでも君の言葉を、唯ひと言の残酷な呪縛を馬鹿みたいに今でも信じている。
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嘲笑う人間
そうやって自分を誤魔化して、悲劇振るのに疲れるまでは。
20080817